ダレン・ブラウン: ザ プッシュ /Derren Brown The push 感想(ネタばれ無し)
Netflixで配信中でのリアリティー番組です。 結末がかなり衝撃的で 最後展開で「ん?? え、、ええええ!!」という感じになったので 紹介します。
内容はイギリスでメンタリスト(心理学を利用したパフォーマー)として 有名なダレン・ブラウンが社会的追従というテーマで心理学実験を行うという内容。 要は心理学を巧みに利用したドッキリ番組である。
ただのドッキリ番組かと思うが、実験内容が超過激で笑えない。 社会的追従。つまり、「赤信号みんなで渡れば怖くない」の原理で 被験者が周り人の同調圧力により殺人を行うのか否か試すのだ。
偽チャリティ、映画で使う特殊メイクを施し2か月かけて作った死体の模型 外部とのやりとりを遮断する等々、殺人を行わせるための数々の仕掛けに 気合が入ってます。また、所々で被験者がどの様に自分の意志に反して 周りの人々の指示に従ってしまうのか、ダレン・ブラウンによる解説が入ります。 果たして被験者を周りの同調圧力に屈し殺人を犯すのか 1時間ぐらいの番組ですが、途中で飽きることなく最後まで見る事が出来ました。
リアリティー番組という事で見ているとやらっせぽいなーという感じは否めないです。 また、倫理的に不快に感じることもあると思う。 でも、結末を見て、これは本当?自分だったら、、と考えされた作品でした。 そう考えさせられただけでも、この作品を見る価値があると思います。