ディフェンダーズ(Netflixマーベル)、サノスに指パッチンされる。
アイアンフィスト、ルーク・ケイジが相次いで打ち切りとなり、ディフェンダーズはジェシカ・ジョーンズとデアデビルの半分になりました。サノスの影響はNetflixまで及ぶとは恐るべし。。。
と、冗談はさておき今後のNetflixでのマーベル関連のシリーズがどうなって行くかが、気になります。アイアンフィストの打ち切りは、シーズン2で持ち直してきた感がありましたが、打ち切りと言われると仕方ない感じがしました。ですが、ルークケイジは打ち切り理由は不味い気もします。
ルークケイジ打ち切りへの道
シーズン3の準備開始
Netflix側の要求 「全13話から10話への変更して」
マーベル側「嫌だ」。
そして、創作性の違いによりシーズン3キャンセルへ。。。
Netflixって制作側の意思を尊重するイメージがありましたが、これは残念な流れです。ニューヨーク舞台の撮影は制作費が高騰してどうにか抑えたいNetflix側の思惑が何となく見えるような気がします。この流れに乗り、デアデビルやジェシカジョーンズもシーズン3で打ち切りになり、Netflixマーベル自体が無かった事にならないか心配です。
その後はやっぱディズニーですかね?
マーベルはディズニーに買収されているので、2019年にリリースされると発表されたディズニーの動画配信サービスで(否定する記事も何個か見かけますが、)再開となる事があり得るかもしれない。だいたい、ディズニーの配信サービスが来たら、オリジナル作品で攻めているNetflixは結構ピンチになるだろうな。だって、ディズニーにはマーベルだけじゃなくて、ピクサーやスターウォーズというディズニーオリジナルを持ってるんだから、さすがにここ数年で作ってNetflixオリジナル作品だけでは太刀打ち出来ない気がする。今の所、サブスクリプションでしか稼げないNetflixがディズニー配信サービスとどう戦っていくのか気になります。
「The Haunting of Hill House/ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」が面白い
日本だとお盆があるから怪談話は夏のイメージですが、アメリカはじめキリスト教圏ではハロウィーン付近がホラーシーズンのようです。
そんな事もあり、Netflixではこの時期はホラー系の番組が多数リリースされています。
そんな中で飛び抜けて面白かった「ホーンティング オブ ヒル ハウス」をネタバレなしで紹介したいと思います。
見るべき理由
その1.人の意見が気になる方はMDB見て下さい!10月18日現在、点数8.9です!また、時点で、2018年にリリースされたドラマで最高ランクの1位に輝いております。これだけでも見た方が良いと思う人は見るべきでしょう。
その2.最近のホラーにありがちな血がブシャーっとなるスプラッター表現が出てくる事も無いです。音や物が動くというジワジワくる恐怖が特徴で古い館と家族をめぐる上質なゴシックホラーです。最近はこういうジワジワくるホラー映画やドラマ少なかったので一押しポイントです。
その3. 何故か最後は感動する。えーと、ホラー見てたんだよねと思うぐらい、最後の結末と家族愛には感動です。
感想と考察(ネタバレ注意です)
基本的には面白かったです。先程書いたようにスプラッター要素が少ない所も良いですし、ラストも兄弟姉妹それぞれの問題も解決しそうな感じで終わりハッピーエンドです。こんなにハッピーエンドなホラーも珍しいかもしれないですね。巧みな時間軸を使った見せ方は最初の1,2話は混乱する事もありましたが上手く機能していたと思います。特に5話で首折れ女の正体が分かった時は「おぉーそういう事か!」となりました。
と、ここまで絶賛したのですが、よく分からない点もあります。まず、お父さんがどの様に身が潔白になったのか最後まで分からなかった。恐らく検死結果で無罪方面となったのだと思いますが、気になります。
また、残念ながら第10話はご都合主義的な所が目立ちました。ネルは霊感能力が高くヒルハウスに襲われていた兄弟姉妹の幻覚を解除したり、家相手に無双状態だった。そんなネルが何故、赤の部屋の扉を開ける事が出来なかったのだろうか。。。お父さんは死んですぐに赤の部屋を開ける事が出来た。あと母親も開けれる雰囲気だった。家が強力な化物であると何度も力説していたのに、ネルより霊感弱そうな父と母が何故扉を開ける事が出来、強そうなネルは赤の部屋を開けれなかったのだろうか。子を思う力は偉大という事だろうか?もしかして、最初に作られた脚本では本当に救いが無く、とても不愉快な結末だったのではないか?急遽、監督やNetflixのご意向でハッピーエンドに変更となったのでは?と思わせるぐらい最後がやっつけ仕事に感じてしまった。(Netflixはダークな雰囲気が好みらしいので、ハッピーエンドにしろとは言わなさそうだろうけど、)
一応、話が完結したとはいえシーズン1なので、続編がリリースされ、疑問が解決してくれると嬉しい。とはいえ、10話の屋敷内の話以外はすごく面白かった。ぜひ見てほしい作品です。でも、IMDBの8.9は高すぎかな。
2018年10月リリースのNeflixオリジナルおすすめ5作品
10月です!今月、リリース予定のNetflixオリジナルでおすすめの5作品を紹介します。
1.デアデビル シーズン3 / Daredvil (10/19)
来ました!Netflixマーベルの大黒柱デアデビル!今回はディフェンダーズでの戦いの続きですが、トレイラーを見ると再びフィスクとの戦いになるのでしょうか?楽しみです!
2.Chilling Adventures of Sabrina Season1
アメコミ系でもう一作、リバーデールで有名なアーチコミックからChilling Adventures of Sabrinaです。トレイラーを見る限りハロウィーンにぴったりな作品という感じ。リーバーデイルはティーン向けですが、中々楽しめたのでコレも楽しめるかも。
3.殺人者への道:パート2 making a murderer (10/19)
こちらも名作、殺人者への道の続きです。シーズン1のその後に何が起きたのかという内容らしいです。シーズン1の反響がどの様に裁判に影響を与えたのかとか見れるのでしょうか?だとしたらとても興味深いです。
4.July 22 (10/19)
www.youtube.com ノルウェーで起きた連続テロ事件をもとに作った実話系の映画です。監督のポール・グリーングラスは「ボーン・シリーズ」の他に「ユナイテッド93」、「キャプテン・フィリップス」といった実話系テロ映画に得意な監督です。ユナイテッド93やキャプテン・フィリップスも好きな作品なので今作も楽しみにしています。
5.アダムサンドラー:100%フレッシュ!
映画で出てきた瞬間にがっかりな感じがする男優アダムサンドラーのスタンドアップです!スタンドアップは面白いのだろうか?本職でどんな感じなのか暇だったら見たいです。